PEGA DEVOPS & DELIVERY SOLUTION

Pega の品質とスピードを、
仕組みで担保する。

Deployment Manager による CI/CD パイプライン、自動テストとガードレールによる品質ゲート、Blueprint Delivered™ 方法論、Agile Studio でのスプリント運営。属人性に頼らない Pega デリバリー体制の構築を、実案件での運用経験に基づき支援します。

SUMMARY

ハイフィールド株式会社は、Pega Deployment Manager を使った CI/CD パイプラインの構築、PegaUnit / シナリオテストガードレール(Compliance Score)を組み込んだ品質ゲートの設計、Pega の最新デリバリー方法論 Blueprint Delivered™ に沿ったプロジェクト進行、Agile Studio / Agile Workbench を活用したスプリント運営までを一貫して支援する、日本の Pega 専門コンサルティング会社です。生成 AI を使えない規制環境向けの、独自ツールによる非 GenAI 開発自動化にも豊富な経験があります。ご相談は お問合せフォームより。

WHY IT MATTERS

Pega 案件の失敗は、
「デリバリーの仕組み」で防げる。

Pega プロジェクトの品質問題の多くは、個々のエンジニアのスキル不足よりも、デリバリーの仕組みが整っていないことに起因します。手作業のパッケージ移送によるリリース事故、テストされないままの本番反映、ガードレールから逸脱した実装の静かな蓄積、進捗が見えないスプリント——いずれも「仕組み」で防げる問題です。

Pega Platform には、これらを解決するための公式ツール群(Deployment Manager、PegaUnit、シナリオテスト、Application Quality ダッシュボード、Agile Studio)が最初から用意されています。しかし、これらを実案件で正しく組み合わせて運用できる体制を構築した経験を持つエンジニアは、日本国内では多くありません。当社は複数の実案件でこれらのツールを運用してきた経験に基づき、貴社の Pega デリバリー体制づくりを支援します。

CI/CD

Deployment Manager による
CI/CD パイプライン構築

Pega 公式の CI/CD ツール「Deployment Manager」で、開発から本番リリースまでを自動化。
手作業のパッケージ移送を廃し、すべてのリリースを再現可能・追跡可能にします。

STEP 1

継続的インテグレーション

開発ブランチの検証とターゲットアプリケーションへの自動マージ

STEP 2

パッケージ生成

アプリケーションパッケージの生成とリポジトリでのアーティファクト管理

STEP 3 — 品質ゲート

QA 環境で自動検証

PegaUnit・シナリオテストの自動実行とガードレール基準の判定。基準未達なら昇格を停止

STEP 4

Staging 検証

受入テスト・性能確認と承認タスクによる昇格判断

STEP 5

本番デプロイ

本番環境への昇格。失敗時はロールバック、履歴と KPI はすべて記録

Deployment Manager パイプラインの基本構成例。ゲート条件・承認フロー・ステージ構成は案件に合わせて設計します。

Deployment Manager で実現できること

  • パイプラインのノーコード定義 — ブランチマージ、パッケージ生成、環境間昇格、テスト実行をテンプレートから構成し、案件標準として横展開できます
  • 品質ゲートの強制 — ガードレール基準やテスト結果を昇格条件に設定し、「基準を満たさないビルドは先に進めない」状態を機械的に強制します
  • 失敗時のロールバックと履歴管理 — デプロイ履歴・KPI が記録され、監査やトラブルシューティングに耐える運用になります
  • 外部 CI/CD ツールとの連携 — Jenkins や Azure DevOps との統合により、Pega 以外の資産も含めた全社 CI/CD 標準に組み込めます
  • Pega Infinity '25 世代の強化 — ユニットテストの並列実行によるパイプライン高速化など、最新世代の機能を活用した設計が可能です
QUALITY GATE

自動テストとガードレールによる
品質ゲートの構築

「レビューで頑張る」のではなく、品質基準を数値化してパイプラインに組み込む。
それが Pega における品質ゲートの考え方です。

ガードレール Compliance Score の判定基準(Pega 公式ガイドラインに基づく)
Compliance Score判定取るべきアクション
90 〜 100 良好(Good standing) ガードレールに準拠した健全な状態。スコアの維持を品質ゲートの条件にします
80 〜 89 要レビュー 改善余地あり。警告の棚卸しと計画的な解消が必要です
80 未満 即時対応 技術的負債が蓄積した危険域。バージョンアップや保守で問題が顕在化する前に対処が必要です

PegaUnit テスト

Data Transform や Decision Rule などをルール単位で検証する自動ユニットテスト。回帰テストとしてパイプラインに組み込み、変更のたびに既存機能の破壊を検出します。

シナリオテスト

実際の画面操作を記録・再生する UI ベースの E2E テスト。ケースの起票から完了までの業務シナリオを自動検証し、リリース前の手動確認工数を削減します。

独自ガードレールの実装

Pega 標準の警告に加え、組織固有の命名規約や設計標準をカスタム警告として実装。「規約はドキュメントに書いてあるのに守られない」問題を、ツールによる機械的な検出で解決します。

これらを Application Quality ダッシュボードで一元的に可視化し、ケースタイプごとのガードレールスコア・テストカバレッジ・テスト成功率を継続的にトラッキングします。品質を「感覚」ではなく「数値」で管理することで、ベンダー間の品質のばらつきや、リリース直前になって発覚する手戻りを構造的に防ぎます。

DELIVERY METHODOLOGY

Blueprint Delivered™ 方法論に
沿ったプロジェクト進行

Pega のデリバリー方法論は、従来の Pega Express から 2026 年に Blueprint Delivered™ へ世代交代しました。
当社は最新方法論に沿ったプロジェクト進行を実践しています。

01

Blueprinting — 発見と設計

Discover / Design / Prepare の 3 ステップで、業務課題の発見からアプリケーションビジョンの確立までを行うフェーズ。GenAI Blueprint を活用してケースタイプ・データモデル・ペルソナを高速に設計し、ビジネスと IT が同じ「設計図」を見ながら合意形成します。従来数週間かかっていた設計の初期収束を大幅に短縮できます。

02

Authoring — 動くアプリケーションへ

高精細化した Blueprint を、構造化されたステップで実際に動くアプリケーションへと構築するフェーズ。Blueprint から生成された土台に対し、業務ルール・連携・UI の実装を積み上げます。スプリント単位の反復で、常に動くものを確認しながら進めます。

03

Value Activation — 価値の実現

構築したアプリケーションが実際のビジネス価値を生むことを確認するフェーズ。ユーザー受入テスト、性能・セキュリティ検証、欠陥解消、ビジネスサインオフ、必要に応じたデータ移行を経て本番展開します。「リリースして終わり」ではなく、価値の実現までを方法論の範囲に含めているのが特徴です。

Blueprint Delivered は、Pega Express が掲げていた MLP(Minimum Lovable Product)—— ユーザーが喜んで使い始める最小限のリリースを素早く届ける考え方を継承しつつ、GenAI Blueprint を起点とした高速な設計・構築を前提に再構成された方法論です。日本語圏ではまだ解説情報が少ない領域ですが、当社は Blueprint を実案件で活用した経験があり、最新方法論に基づくプロジェクト計画・WBS 設計からご支援できます。

AGILE DELIVERY

Agile Studio / Agile Workbench を
活用したスプリント運営

Agile Studio

スクラムに基づく Pega 公式のプロジェクト管理アプリケーション。プロダクト・リリース・バックログ・スプリントを一元管理し、バーンダウンチャートによる進捗の可視化、チームキャパシティ管理、ダッシュボードでのレポーティングを提供します。当社はスクラムマスター経験を含む実案件でのスプリント運営経験に基づき、形だけにならないアジャイル運営を設計します。

Agile Workbench

Pega の開発環境に組み込まれたバックログ管理ツール。開発中の画面やケースに紐づけてユーザーストーリー・バグ・フィードバックをその場で起票でき、Agile Studio や Jira と同期します。「開発ツールと課題管理ツールが分断されて情報が落ちる」問題を解消し、ビジネスと開発チームのフィードバックループを短縮します。

NON-GENAI AUTOMATION

独自ツールによる、
非 GenAI の開発自動化

金融・公共をはじめとする Pega の主要ユーザー企業では、セキュリティポリシーや規制の制約から、生成 AI をプロジェクトで自由に使えないケースが依然として多くあります。「GenAI が使えないなら自動化も諦める」のではなく、ルールベースの独自ツールで自動化する——それが当社のもう一つの強みです。

  • 10 種類以上の自作開発ツール — Pega ログの解析ツール、設計情報の抽出・整形ツールなど、開発・運用の反復作業を自動化する自社製ツール群を実案件に投入しています
  • 40 種類以上のドキュメントテンプレート — 要件定義書・設計書・テスト仕様書などの標準テンプレートにより、ドキュメント作成の立ち上がりを高速化します
  • スクリプトによる反復作業の排除 — 環境設定の確認、リリース前チェックリストの検証など、人手で繰り返される作業をスクリプト化し、ヒューマンエラーを排除します

もちろん、GenAI が利用可能な環境では GenAI Blueprint や Pega GenAI 機能群を積極的に活用します。「使える環境では GenAI を、使えない環境ではルールベースの自動化を」という使い分けができることが、規制業種の Pega 案件では大きな差になります。

WHY HIGH FIELD

なぜ、デリバリー体制づくりを
ハイフィールドに任せるのか

ツール導入ではなく「運用が回る仕組み」を作る

Deployment Manager や Agile Studio は、導入しただけでは機能しません。ゲート条件の設計、ブランチ戦略、テスト資産の育て方、スプリントのリズムといった運用設計まで含めて初めて価値が出ます。当社は複数の実案件でこれらを運用してきた経験から、「導入したが使われない」を避ける現実的な設計をご提案します。

アーキテクチャ全体を見渡せる設計力

CI/CD や品質ゲートの設計は、アプリケーション構造・環境構成・チーム体制と不可分です。当社は Pega 認定資格の最高位 LSA(Lead System Architect)の水準でアーキテクチャ全体を見渡した上で、デリバリーの仕組みを設計します。

開発の現場感を持ったツール開発力

当社は自社プロダクトの開発・運営も行っており、CI/CD やテスト自動化を「自分たちの開発」でも日常的に実践しています。ツールを作る側・使う側の両方の視点を持っているからこそ、現場で本当に使われる自動化を設計できます。

FAQ

Pega DevOps・品質ゲートに関する
よくあるご質問

Pega Deployment Manager とは何ですか?

Pegasystems が提供する Pega 公式の CI/CD ツールです。ブランチのマージ、アプリケーションパッケージの生成、環境間の昇格(Dev → QA → Staging → 本番)、自動テストの実行、失敗時のロールバックまでを、ノーコードで定義したパイプラインとして自動化できます。Jenkins や Azure DevOps といった外部 CI/CD ツールとの連携にも対応しています。

Pega のガードレール(Compliance Score)とは何ですか?

ガードレールは Pega が定める実装のベストプラクティス集で、逸脱すると警告が記録されます。アプリケーション全体の遵守度は Compliance Score として 0〜100 で数値化され、90 以上が良好、80〜89 は要改善、80 未満は即時対応が必要とされています。当社はこのスコアを品質ゲートとして CI/CD パイプラインに組み込み、劣化をリリース前に機械的に検出する体制づくりを支援します。

Blueprint Delivered とは何ですか?Pega Express との違いは?

Blueprint Delivered™ は Pegasystems の最新のプロジェクトデリバリー方法論で、従来の Pega Express 方法論は 2026 年 2 月に廃止され、Blueprint Delivered に置き換えられました。Blueprinting(発見・設計・準備)、Authoring(構築)、Value Activation(価値実現)の 3 フェーズで構成され、GenAI Blueprint を起点にした高速なデリバリーを前提としている点が特徴です。MLP(Minimum Lovable Product)を素早く届けるという Pega Express の考え方は継承されています。

既存プロジェクトの途中からでも品質ゲートを導入できますか?

はい、可能です。まず Application Quality ダッシュボードで現状のガードレールスコア・テストカバレッジを可視化し、現実的な基準値からスタートして段階的に引き上げるアプローチを取ります。走行中のプロジェクトを止めずに、リリースサイクルに品質ゲートを組み込んでいく進め方を設計します。

GenAI が使えない環境でも開発自動化はできますか?

はい。セキュリティポリシーや規制の観点から生成 AI を利用できないプロジェクトでも、ルールベースの自動化は十分に可能です。当社は 10 種類以上の自作開発ツールと 40 種類以上のドキュメントテンプレートを保有しており、ログ解析・設計書生成・反復作業のスクリプト化など、非 GenAI の手段による開発生産性向上を実案件で実践しています。

Pega のデリバリー体制、一度診断してみませんか。

CI/CD の整備状況、ガードレールスコア、テスト資産の状態など、現状の課題を整理するところからで構いません。Pega 専門のコンサルタントが、貴社の体制に合わせた現実的な改善ステップをご提案します。